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個人事業主のプライベートな支出は経費で落とせません

こんにちは。市川えり(Twitter| Instagram)です。

個人事業主・フリーランスになるととても大事になるのが経費についての知識。

支払う税金にダイレクトに関係してくるのでしっかりと把握しておきたいところ。

しかし実際仕事をはじめてみると、どこまでが経費で落とせてどこからがNGなのかを悩む場面は非常に多いですよね。

そこで今回は個人事業主・フリーランスが落とせないプライベートにまつわる経費について取り上げてみたいと思います。

この記事の内容

個人事業主が落とせる経費とは

経費の定義については国税庁のWEBサイトでこのような記述があります。

事業所得不動産所得及び雑所得の金額を計算する上で、必要経費に算入できる金額は、次の金額です。

①総収入金額に対応する売上原価その他その総収入金額を得るために直接要した費用の額

②その年に生じた販売費、一般管理費その他業務上の費用の額

【国税庁】やさしい必要経費の知識
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No.2210 やさしい必要経費の知識|所得税|国税庁

むずかしい言葉が並んでいますが、要するに経費とは個人事業主・フリーランスが仕事のために使用した費用を意味します。

プライベートの支出は経費として認められない

なので当然のことながら完全プライベートで使用した費用に関しては経費として認められません。

しかしフリーランス・個人事業主はプライベートと仕事の区別がつきにくいのも事実。

区別どころかかぶっていることも少なくないですよね。

そういう場合は家事按分するという手段があります。

プライベートと事業を割合で分け、事業で使用した分のみ経費として計上する方法です。

以下の記事にまとめてあるので参考にしてみてください。

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プライベート支出の例

以下のような個人事業主本人のための支払いは経費として認められません。

1.個人事業主本人の給料や生活費

従業員を雇っている場合、その給料は経費になりますが個人事業主本人の分は認められません。

2.個人事業主ひとりでの飲食代

出張先や仕事の合間にひとりでとった食事の代金は経費になりますか?

というご質問をいただいたことがありますが、基本的にひとりの時の飲食代は認められないと思ってください。

これが仕事関連の人との会食や打ち合わせであれば接待交際費や会議費として認められます。

当然のことながら友人とのプライベートでの食事や飲み会は認められません。

3.作業着以外の私服・スーツ

  • スーツ
  • ジャケット
  • スポーツウェア
  • シューズ

など、仕事の時にしか着なくても、一般的に私服としても着用できそうなものに関しては認められない可能性が高いです。

屋号のロゴなどが入った仕事着ならば認められるでしょう。

4.仕事に関すること以外の旅費交通費

仕事に関する旅行の場合、それは旅費交通費として認められます。

しかし仕事目的であることを証明するものがなかったり、家族も一緒に行った場合の家族分の旅費は当然ながら経費として計上することはできません。

家族同伴でビジネスに関する旅行をする場合は、自分の分の旅費の分だけ別にして領収書をもらうようにしましょう。

さらに家事按分で事業分とプライベート分をできる限り分けて計上することをおすすめします。

http://shinonome-lifeplanning.com/receipt-ryohikoutuhi/

5.個人事業主本人の税金

所得税・住民税・相続税・贈与税・加算税・延滞税など、個人にかかる税金は経費にできません。

ただし事業用の印紙税や自動車税・個人事業税は経費になります。

6.個人事業主本人の社会保険料

国民年金や国民健康保険料は経費にはなりませんが、確定申告の時に『所得控除』として申告できるのでその分税金が安くなります。

7.個人事業主本人の各種保険料

生命保険・特定の損害保険などは5と同じく『所得控除』となります。

まとめ

細かいところなら他にもまだまだありますが、とにかく

この支払いは事業用か?プライベートか?

しっかり見極めてから経費計上してくださいね。

あきらかにプライベートの支出なのに経費として計上してしまうとそれが税務署に発覚した時は脱税と見なされる可能性があります。

特になんでもかんでも経費にしちゃえ!とどんぶり勘定している人。

どうぞお気をつけください。

最後までお読みいただきありがとうございました!

当サイトではコンテンツの正確性・妥当性の確保に努めておりますが、執筆時点の各種法令に基づき記載をしているため、記載内容が必ずしも最新の情報であるとは限りません。

わからない場合は自己判断せずに、関係各所やお住まいの地域の税務署の窓口か電話で相談しましょう。
税務に関してのお問い合わせは以下のサイトに連絡先があるので参考にしてください。

【参考】税についての相談窓口 国税庁

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この記事を書いた人

2人の子育てをしながら完全独学にて国家資格である2級ファイナンシャルプランニング技能士/AFPを取得。

その資格を活かして、ママさん起業家が直面する扶養・税金・社会保険・確定申告・開業届・経費・帳簿にまつわるセミナーや個別相談の開催、執筆等の活動を数多く手掛ける。

現在はブログの執筆をメインとしてフリーランス・個人事業主のあり方やライフプランについても書いています。

神社仏閣めぐりとネコが好きなアラフォーです。

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